月 曜 九 時 に 会 い ま し ょ う 。 臨也@甘楽ちゃんのモブイザとなんやかやでシズイザ。 ―――ぁたしたち気が合うネ☆ きっと心友になれるょ♪今度、一緒に遊ぼうよぉ☆ モチロン、リアルで☆ 馬鹿な奴。 甘楽は鼻で笑って、携帯電話を投げ捨てたい衝動に駆られるのを堪えて、軽やかに文字を打つ。その目は至って怜悧で、どこか偽愛に満ちている。 甘楽もそぉ思ってたんですよぅ☆ ゃっぱり気が合うんですねぇ〜vv じゃぁ、池袋とかどぉですかぁ? 鼻で笑うどころか、腹から笑えるような文章を、さらーっと打って、送信。 返事はすぐに来た。 いいよぉ☆ 池袋ってくゎしくなぃの(><) 案内してネ☆ゅみりんのだぁいすきな心友Chan☆ 「あははっ、どんな女だよこれ」 今時…否、古今東西、こんな薄ら寒いメールのやりとりをする女がいるのだろうか。―――反語☆ 少なくとも、この胸やけしそうに甘ったるい匂いのする頭の悪いメールを受信して、口裏を合わせながら適当に返事をしている心友の甘楽ちゃんは、―――臨也は、男だ。 そして多分、十中八九プラス2の確率でこのユミリンちゃんも、男。まあ、つまり100%である。 ネカマがネカマと乙女メールとか。 面白すぎる。 臨也は唇が笑って仕方がなかった。 発端はたまたま覗いた、女性同士の出会い系サイトだ。至って健全な、お友達同士の募集である。 恋愛も性欲もまるでない、わざわざ女同士のオトモダチの出会いをネットなんかに求める女はどんなイキモノなんだろう、と興味が湧いたのだ。いつもの暇つぶしだ。 書き込みを見ているだけで、吐き気のわくような愛おしさがこみ上げるような下らなくなるような、あまりに人間らしい人間らしさが溢れていて、嘲笑した。 こんなところで探さなくても、今まで見てきたアングラ系サイトのほうがよっぽど有意義な書き込みが多かった。 (こいつらリアルなオトモダチいないんだろうなぁ) ま、俺がいうなって感じ? くすくす笑って見ているうちに、好奇心は殺がれてくる。 そしたら、あからさまなネカマがいて、しかも騙されるような女がいるのか不思議になるくらい頭の悪い書き込みで。 (どういうツラしてんだろ) ちょっと、興味が湧いた。 それから臨也も女を装って同じレベルのメールを送ってみれば、ややもしないうちに逢おうと言われた。あまりに魂胆が見え見えだったので更におかしかった。 (俺じゃなかったら、ドン引きされてるよ〜?) もちろん、このネカマ男にとっての幸運などではない。 (俺のほうが数千倍、タチが悪いんだけど) ご愁傷様♪ 池袋の西武東口。暑いから中がいいなぁ〜でもファストフードは嫌いなのっ☆という甘楽チャンのわがままにより、西武口を出てジュンク堂の近くにあるカフェチェーンで、14時。何故この時間かと言うと、混雑するのはいやなのぉ♪という、これまた甘楽ちゃんのわがままである。ユミリンは、嬉しそうに「いいよぉ♪」と返してきた。 その十分ほど前に、律義に待ち合わせ場所に現れた男を見て、甘楽ならぬ臨也は数度瞬いて笑った。あからさまに男と分かる風体で、時計を見ながら何度もきょろきょろしている。 普通、ネカマは相手を見極めてから現れるものだろう。今まさに臨也がそうしているように。出会う前から逃げられては困るのだ。 白のタンクトップに、赤のバッグ。玉虫塗細工の猫のストラップをつけた薄い青の携帯を持っている。ガチだ。 ああ、これはこれは。臨也は声に出さず嘲弄した。 人間観察には余念がない。馬鹿であればあるほど愚かであればあるほど、異常であればあるほど精神が病であればあるほど、観察のし甲斐がある。 臨也は理解したのだ。 この男、何を勘違いしたか、騙すつもりが騙されてしまったのである。確かに臨也は騙していたわけだが、彼が騙されたのは臨也などではない。―――己自身の感情に騙された。 珍しいケースと言えばその通りで、臨也の好奇心をそそった。 (君が騙すつもりで出会って、うっかり本気で好きになってしまった「甘楽ちゃん」という女の子…それが男だって知ったら、傷つくかなあ。怒るかなあ。人間不信になるかなあ。どういう絶望するんだろう、何を憎んでどう怒るんだろう! 見てみたい、知りたい、ああ―――ぞくぞくする!) 男に近づく臨也の足取りは、浮いているように軽やかだった。その美貌を、より美しく見せる笑みだ。 「ゆみりんさんですかぁ?」 甘えた声で言ってみた。我ながら気持ち悪い。そわそわそわそわと貧乏ゆすりの止まない男が振り返った。 遠目で見る以上に冴えない男である。服装はがんばったようだが、臨也より上背があるくせに緩やかな湾曲を描く背骨が実にみっともない。 男は目の前に現れた男に、驚いたように瞬いた。―――ま、当然の反応だよね。 絶句する男に、臨也は最大級の侮蔑をこめて、にこりとそれはそれは美しく、微笑を浮かべた。 「どぉもぉ☆ 甘楽チャンでぇす?」 ぴしりと時間が止まってひび割れたような音を聞いた気がして、臨也の胸は歓びに震えた。 ネカマとネカマのご対面。甘楽を女だと思っていたに違いない男は、臨也を見て絶句し、それから、困ったように笑う。 ……頬を染めて。 「か、甘楽ちゃんがすぅっごいかわいいから、びっくりしちゃった、ごめんネ」 メールとほぼ同じノリで、しかしメールが醸す雰囲気とは真逆の吃音交じりの男の声で、男は―ユミリンは、照れたように頭をかいた。 どうして、こうなった。 あ、あ、と気持ちの悪い声が聞こえる。甘ったるくて、頭が空っぽになるような、吐き気がする。臨也の声に他ならない。 気持ち悪い、と思いながら、けれどこれが気持ちいい感覚である、ということも理解している。臨也に覆いかぶさって腰を振るユミリンも男なら、身体の中に男のものを突っ込まれてどうにもならない声をあげている甘楽だって男なのだ。 ―――ユミリン曰く。 途中から、甘楽ちゃんが男だってことは気づいてたんだよ。 でも、甘楽ちゃんのメールは可愛くて楽しくて素直で、どんな女の子より好みだったし魅力的だった。 運命ってこんなところにもあるんだなあって。 初めて逢えて、思ってたとおり可愛くてうれしかった。 ううん、甘楽ちゃんがブスでもデブだったとしても、大好きな気持ちには変わりないけどね。 だって甘楽ちゃんは運命の人だもの。 好きだ。大好きだ。ボクは、甘楽ちゃんが、大好きだ。 臨也には異世界語である。 素直で可愛い? あたりまえだ。そのように作ってやったのだから。 楽しい? それは一方的な感情だ。確かに臨也は楽しんだ。しかしそれはあくまで人間観察と言う男とは別次元での楽しみで、ユミリンが楽しいというなら楽しませた行為は手段にすぎない。 あきらかに、この男はおかしい。 無遠慮にしかしガラス細工に触るようにそっと手を握ってくる手が、ひやりとするのに汗ばんでいて、キモチワルイ。 「好き、なんだ。甘楽ちゃんが」 男の頬は赤い。真剣な、真剣な瞳。 目の前にいる甘楽が男などで(臨也などで)なければ、正解だったかもしれない。 そうやって思えば、男の顔も意外と悪くない。正直、この男のことなど明日のゴミ日以上にどうでもよかったが(ああ、ゴミの日は大事だ。分別はちゃんとしないと怒られる)、臨也は不意に湧いた抗いがたい好奇心の前に、とても従順だった。 男は、何を勘違いしたか、嬉しそうに笑った。 ―――なんだ、この既視感。 揺さぶられながら思う。最初に好きだと言われた時から、付きまとう嫌な既視感。前にも見たことがある。知っている感覚。 男とのセックスが、というわけではない。臨也は男なんかを相手にしたことはなかった。断言できる。 男相手でしかも掘られるなど初めてのことだったが、意外に感じることができた。既に一回は射精している。 なるほど、前立腺マッサージなるものが流行るわけだ。だがまぁ、どちらかと言えば女のほうがいい。 この時にはもう甘楽ちゃんの皮などとっくに捨てて、懐のナイフを奪われても言葉のナイフをギラつかせる通常運転の臨也だったが、相変わらず男は臨也を可愛いとぬかし、愛していると更に進化した睦言を囁いた。 (結局顔じゃんね) 臨也は自分の顔が可愛いことを知っている。可愛いのは顔だけであることも。 く、と男が呻いてゴム越しに吐く精されるのを感じて、密やかな吐息と一緒に眉を寄せた。 突かれるのは悪くないし、前立腺に当たるのは気持ちがいいけど、この感覚はいただけないなあ。バイブとかのほうがずっとマシなんだろうなぁ。 「終わったんなら、どいてくれない?」 冷やかな声。あ、結局俺イケてないじゃん。最悪。シャワー浴びたいな。 結局、妙な既視感のような得体のしれない感覚は得体が知れぬままで、無駄に犯されただけかよ、処女だったのにぃと手前勝手なことを思う。 筆おろしの時のことも既に忘れている臨也だから、処女喪失だってすぐに記憶のかなただろう。 「好きだよ、甘楽ちゃん」 ボキャブラリーの貧困さにあきれ果てるくらい繰り返し囁かれるたびに、その目が真剣であればあるだけ、強く胸の内側に湧いてくる違和感。既視感。いわゆるデジャビュ。 この感覚なんだっけ、思い出せそうで思い出せない、なんだっけ、と、そればかりを考えて、男の誘導に逆らわなかった。どこかにきっかけがあれば、正体が掴めそうだったのだ。そのためだけに足まで開いてやったのに。 そう言えば、臨也自身は返答をしていないことに気がついた。ここに至ったのはただ流されただけ――否、流されてやっただけだ。 いとしげに臨也の前髪を梳いて、額に口づけてくる男の背に、腕をまわして抱きしめてやる。 人は、愛するものには、そうしてやる生き物なのだ。 人の体温。なまぬるくて、どろどろした、臨也の愛すべき、人間の。 「ありがとう、俺も愛しているよ。――――すべての人間を」 男は声も衝撃もなく倒れ込んできた。反応を示さなくなったそれをどかして、臨也はベッドからはい出る。 無口すぎる運び屋に男の処理を依頼して、彼女がくる迄の間にシャワーを浴びると早々に御暇させていただいた。 意外と初心なところをのある年齢不詳の妖精だ。ヤリっぱなしで気絶している男を見たら流石に怒るだろうなあ、と危惧しながら、そのまままだ夜も早い池袋の人ごみへ、ふらりと紛れていった。 なんとなく、後味の良くないセックスだった。相手がよくないのだと、思う。 (うーん、なんだっけなあ) 既視感はいつの間にか喉につかえる小骨のように臨也の胸にしっかりと刺さっている。既視感はとうに消えていたが、それがあったという事実が気になって仕方がないのだ。気のせいにはできなかった。 池袋には出会わせてはいけない、蛇とマングース……否、塩素系洗剤と酸性の洗剤のような二人がいる。どちらがどちらとは言わない。 そしてこの二人はそういう危険物でありながら、何故か磁石のS極とN極のように出会わずにはいられないのである。 「いーざーやー君よぉ、手前はまァたこりもせずに池袋に来やがってなぁ。学習能力ってもんがねえのかなぁ」 道路標識片手にゆらゆらと鷹揚な態度で近づいてくる池袋最強の男に、臨也は既に吹っ飛ばされていた。 ケツやら腰やらが痛むせいで受身をとるのが精いっぱいだった。むかつく。 「えぇ? シズちゃんがそれ言っちゃうの? 俺見たらってゆうか、見えなくても気配かぎとって馬鹿の一つ覚えみたいに喧嘩売ってさぁ〜。いい加減学習しなよ。君なんかじゃ、俺は殺せないって」 「あァ? コロス。殺してやるぜぇ、臨也ぁ」 ドスを利かせた声で語尾を伸ばす癖があるのは、いわゆる犬の唸り声と同じなのではないかと臨也は思っている。 (まったく、シズちゃんってばホントにけだものなんだからぁ) 飛んできたガードレールをひょいっと躱して、くすくすと笑う。男とのセックスなんぞよりは余程気分がいい。顔を見るだけでイライラする相手でありながら、臨也は上機嫌だった。 臨也が池袋にいる限り、静雄はどこにいたってそのにおいを嗅ぎつける。 ああ、愛されてるなあと思う。むろん、誰にも言わぬ皮肉である。嫌いなら構わなくていいのに、嫌いだから構わずにいられないなんて、最早愛でしょ愛。 (嫌い同士の両想いってね) 一気に詰めた間合いで、勢いのままに振り上げたナイフ。当然と言えば当然だったが、やはりほとんどノーダメージ。 大して筋肉があるようには見えない、怪力のくせに細身の身体は鋼のようにナイフを受け付けない。そこにも先ほどの男みたいな、生ぬるい体温はあるのだろうか。 (ん?) 違和感。なんだっけ。 (さっきのデジャビュに似てるような、でもデジャビュっていうよりは…ん〜?) 首を傾げているうちに油断したのだろう。というより、静雄相手に首を傾げていられるようなヒマなんか、ありはしないのだ。 渾身の一撃が、腹に決まった。身長差による明らかなリーチの差。静雄は怪物的な筋力だが、それは何も腕力に限らない。脚力だって、半端ない。 「っが、――…」 みっともない、猫を潰すような声とともに臨也は受け身も取れないまま吹っ飛んで倒れ込んだ。蹴られた腹以上に腰やら尻やらが痛んで、同時に甘楽が啼くようなあんな声ではなく、ちゃんと男が男に暴力をふるわれたときに相応しい声が出せたことに、安堵した。 「オイオイ、どうしたぁ、臨也君よぉ? 俺なんかにゃ殺せねえんじゃなかったっけ。ようやっと俺に殺される気になったかぁ?」 「は、冗談」 静雄の足元で這いつくばりながら、それでも歪めた唇の笑みは消えない。やっば。マジやっばい。内心は結構あせっている。 いつもよりずっと低いところから見上げた静雄の目には、いつも通りのギラギラした刃が見える。 臨也のことが嫌いで嫌いで嫌いでもひとつおまけに大嫌いで仕方がないのだと訴えてくる目だ。 ―――あ。 ぱちん、とパズルのピースがはまる感覚。 既視感と違和感はたちまち形をもった、記憶に変化する。ずいぶん昔のことで、けれど今とさっぱり変わらないあのころのことだ。 24時間戦争コンビとお笑い芸人みたいな括り方をされて大変不本意だった高校時代、しかしコンビ名は伊達ではなく正しく折原臨也と平和島静雄は24時間年中無休で戦争を繰り広げていた。 嫌い殺す死ねうざい怪物ノミ蟲馬鹿アホ死ねしねじゃなくて死ねシネシネシネシネ……飛び交う罵詈雑言と暴力とナイフとそして 「好きだ」 告白。 後にも先にもこの時だけだ。静雄の目から常の険が消えたのも、赤らんだ頬も、真剣なまなざしも。 臨也はぽかんとした。 (何でそんなことをいうんだろう?そんなに俺を不愉快にさせたいのかな) そういう陰湿な、多少なりと頭脳を使った精神的な嫌がらせは臨也のほうが得意だったのだけれど、そうとしか思えなかった。 だとしたら残念だ。思ったほどの不愉快はない。むしろ、ちょっと面白かった。 だって、あの平和島静雄が、臨也のことを嫌いだと言って憚らない平和島静雄が、喧嘩人形とまで言われた平和島静雄が、臨也を嘘でも打算でも好きだなどと言うのだ。 面白いと言わずして、どうするのだ。 胸が高鳴る。ドキドキして、顔が火照る。口元が笑ってしまいそうになる。あ、いつも笑ってるけどね、そうじゃなくて。―――とにかく、愉快で面白くて、最高の気分だ。 返事をしなきゃ! この歓びを、ちゃんと言葉にして伝えないと! 「ありがとう、シズちゃん! 俺もね大好きだよ、……人間はみーんなッ!」 最大級の笑みで最大級の告白をした直後の、静雄の嫌悪と吐き気に満ちた顔と言ったら、たまらなかった。 やっぱりシズちゃんは最高だ。最高にむかつく、―――絶対失えない、ただひとりの…嫌いな人。 それ以来、静雄は二度とその言葉を口にしなかった。だから臨也も忘れていた。 ―――でも、今思えばあれは、傷ついた顔ではなかっただろうか。 名前も顔も忘れた、臨也の処女(笑)を奪った男のことを思い出す。なるほど、人に好かれるっていうのはそういう気分か。久しく忘れていた。 ずっと臨也を苛んでいた違和感と既視感の正体はこれだ。平和島静雄だ。 0コンマ3秒。 静雄の凶器としかいいようのない拳が降ってくるのを紙一重で避けて、空振りしてよろけた巨漢(対比物臨也)を馬跳びで乗り越えて、背後に着地。 静雄の盛大な舌打ちが聞こえた。 くるりと身を翻すと、夏用ジャケットの薄手の布がふわりと広がる。彼との距離は恐らく3歩半。今にも飛びかかってきそうな野獣を、ぎりぎりで躱せる距離。 臨也は楽しそうに笑った。反比例するように、静雄の眉間のしわは深くなる。 「ねえ、シズちゃん!」 「あぁ?」 「まだ俺のこと好き?」 高校時代の時みたいに。 夕飯のおかずでも問うような声で、臨也は言った。 静雄の顔が心臓から押し上げられた血液で下から順に赤くなっていくのが面白い。面白い、面白い。 違う!これはときめきだ!! 大振りな攻撃は、一度避けてしまえば懐に入るのはとても容易い。いつもなら、そんな火に入る夏の虫のようなまねはしないのだけれど、臨也は一回り大きな彼の間合いへするりと滑り込んだ。 思えば、こんな距離で静雄の顔を見ることなどなかった。見ようともしなかった。見ているようで、見ていなかった。見たくも、なかった。ないと、思っていた。 臨也は後悔なんて滅多にしない人間だったが、この時ばかりは聊か後悔している。 驚いているのか怒っているのか微妙な顔をした静雄が臨也の瞳に映る、のが静雄の瞳に映った。 にっこりと臨也は笑った。 あんなくだらない男にくれてやった安い処女なら、せめて。 「シズちゃん、セックスしよっか!」 世界でただひとり―――な 君にあげればよかった な ん て 、 (乙女かよ!!) END 池袋ラブストーリーじゃ安直過ぎるだろうと捻ったら、捻挫してしまったようなタイトル。 ブラウザバックプリーズ |